2023年12月6日

Meta Quest3を初期不良で交換してもらった話

 購入したQuest3、ものは良いけれどドット欠け(ドット抜け)があったのでサポートに連絡。ドット欠け専用の問い合わせ項目があるのでかんたん。

手続き自体は普通のもの(名前とか納品書とかシリアルとか書く感じ)だったけれど営業時間内なら返信がすぐきてありがたかった。

あとはサポートの指示に従って返送するのだけれど、返送先が香港なのでそのあたりがかなり面倒。箱に入れてバッテリーが入っている旨の紙を印刷して貼ったり、海外発送用の各種書類も印刷したり。

そのあと運送業者(FedEx)に集荷してもらいました。集荷手続きもアカウント持ってないとかなり面倒で、自動音声に従うと手続きにアカウントが必要と言われて(アカウント持ってない方は~みたいな選択肢を選んだのに!)どうしようもなくなるのでどうにかオペレータの人に繋がないとだめだった。

11月24日に連絡、27日に返送、そこから12月5日に交換品が届いた。

海外発送としては十分はやいとは思うけれど、一週間待つのはなかなかつらい。


そんなわけで交換品が届いたので早速初期設定を始めようと起動したところ右画面中央にドット欠けがありました。


つづく!


追記

購入店舗に交換してもらいました。

店側には在庫があるのでそっちに問い合わせるのが良さそう。


2022年12月9日

VRChat用アバターの胸を盛る方法(後編)

 大きさに貴賤はない。しかし大きいことで救われる魂はあり、険しい道を進む価値はある。

今回はカリンちゃん(https://komado.booth.pm/items/3470989)に盛る。
カリンちゃんは胸にボーンもウェイトもないため最も難易度が高い。他のアバターなら胸ボーンがあったりするため飛ばせる工程もあるだろう。

大まかな手順としては
・fbxのインポート
・新規シェイプキーの作成
・形状の編集
・ボーンの作成
・ウェイトペイント
・fbxの出力(エクスポート)
・Unityで確認
となる。
fbxのインポートは今回省略する。

新規シェイプキーの作成

fbxをインポートした後に画面右側にある緑の逆三角「オブジェクトデータプロパティ」を選択し、「シェイプキー」から「+」ボタンをクリックして新しいシェイプキーを作り名前を変更する。





メッシュの編集

まず体のオブジェクトを選択して編集モードに切り替える。
新規作成したシェイプキーを選択していることを確認する。
画面上部中央の丸「プロポーショナル編集」と画面上部右のX「ミラー編集」とを有効にする。
編集したい頂点を選択する。ここでは胸の先端を選択している。










テンキーの3を押し、真横からの視点に切り替える。
Gキーを押し頂点を移動させる。画面中央の円が見えない、または適切な大きさでない場合はマウスホイールをスクロールすることで大きさを調節できる。










またSキーで拡大縮小が可能なのでこれらを使って整えていく。画像のように選択して拡大を行うと良いだろう。










もしこれらで満足できない場合は細分化を行う。
細分化したい頂点を選択して右クリックから「細分化」をクリック。左下の細分化メニューから「Nゴンの作成」はチェックを外した方が良いだろう。
細分化を行うことでより細やかな編集ができるようになるが当然ポリゴン数が増えるので注意が必要である。










ボーンの作成

アバターのボーン(Armature)を選択して編集モードに切り替える。
上部メニューの「追加」から「単一ボーン」を選択してボーンを追加する。










ボーンの位置と大きさと向きを調整する。下の画像ともう一枚の下画像を目安にしてほしい。










ボーンの名前を編集する。ここでは「Breast_L」とする。
Breast_Lボーンを選択し、右クリックから「細分化」を選択してボーンをふたつに分け、上部メニューの「アーマチュア」から「対称化」を選択しボーンを反対側にコピーする。










Breast_L」および「Breast_R」のボーンを右側の「ボーンプロパティ」から「関係」にある「ペアレント」を「Chest」に設定する。










ウェイトペイント
今回は最も簡単であろう方法で行う。
まず体のオブジェクトを選択し「オブジェクトデータプロパティ」から「頂点グループ」の+ボタンをクリックして新規頂点グループを作成、名前を「Breast_L」にする。










編集モードに切り替えて胸の片側を選択した状態で「ウェイトペイント」モードに切り替える。










上部メニューの「ペイントマスク」を選択し、右側のオプションから「自動正規化」にチェックを入れる。
左側のメニューから「グラデーション」を選択。ウェイトを画像のように設定する。










テンキーの7を押し真上からの視点に切り替え、胸の先端から根本までドラッグする。
そうすることで先端から根本までのウェイトが塗られる。










右側の頂点グループから「Breast_L」を選択し、「頂点グループをコピー」から複製する。複製した頂点グループを「Breast_R」に名前を変更し、「頂点グループをミラー反転」を選択する。こうすることで左右の胸にウェイトが塗られた。









fbxの出力(エクスポート)

出力については前編に書いた通り画像を参考に設定して出力する。
















Unityで確認

特段重要なことはないもののfbxを上書きしないように注意。
ボーンを編集しているのでセットアップはやりなおす必要がある。


おわりに

以上が胸を盛る手順である。服なども同様の手順である。
もしもこの記事で胸を盛れたのならば、ぜひアバターを見せてほしい。
VRCグループ「盛り人の里」もあるので情報交換に使えることと思う。

おわび

アバター製作者のみなさまへ。
盛ってしまってすみませんでした。

VRChat用アバターの胸を盛る方法(前編)

どうやら私もそうらしい。これを読んでいるということはきっと君もそうなんだろう。

胸の盛り方について

難易度順に
ボーンの拡大(Unity)
シェイプキーの複製(UnityまたはBlender)
素体の差し替え(UnityまたはBlender)
メッシュの編集(Blender)
があるので順に見ていく。

ボーンの拡大(Unity)

ボーンの拡大は最も手軽な方法。服も同様に拡大されるので手間も少ない。
難点は拡大すればするほど形状が歪みやすいこと。
ただし桔梗ちゃんなどはそこそこ拡大してもいい形を保っている気がするので強いこだわりがなければこれでもいいかもしれない。
非公式の服などははみ出しなどが起こりやすいので注意。
拡大する胸ボーンがないアバターには使えない。




シェイプキーの複製(Blender)

シェイプキーを100以上にする。
難点としてボーンの拡大より形状が変になりやすいこと、そしてその調整が難しいこと(ボーンの拡大は三軸で拡大率を変更できるため)。
ただし服と胸が干渉する際の微調整用シェイプキーの複製などは便利。

手順としては
複製したいシェイプキーを選択した後にピンをクリック。










「新規シェイプをミックスから作成」をクリック。











新しく作られたシェイプキーの名前を変えてから「ファイル」→「エクスポート」→「FBX」で出力。
出力の際の設定は画像を参照(もっと良い設定があれば教えてください)。

















出力したfbxをUnityにインポートすると、元のシェイプキーとコピーしたシェイプキーとで実質200まで数値を上げることができる。

素体の差し替え(UnityまたはBlender)

好みの素体があるのならそれを差し替えるのが最も効果的。
Anchor Overrideの設定やテクスチャの色の違いには注意。
また胸部分のみ差し替える方法もあるが、どちらもここでは深く扱わない。

メッシュの編集(Blender)

Blenderなどでメッシュの形状自体を編集する。難易度は高いが理想を実現しやすい。
これについては後編で取り扱う。
目標はカリンちゃん(または他のこまどアバター)に盛ること。





2021年11月10日

ここ一年くらいのこと

時間を無限にVRChatに吸い取られている。
美少女になりたいなら現状最高の環境。何言ってるんだって感じだけど事実なので仕方ない。
VRChatの魅力は何かと考えると、かわいいが大量に摂取できることと友人ができることかと思う。

実際はおしゃべりしたり写真撮ったり観光したりゲームしたりとか色々している。
VRChatはよく目的のないMMORPGとか言われたりもする。
VRとは言うけれどVR機器は必要なかったりするので最初は機器なしで入ってみるといいかも。マイクはいる。
治安が悪いところもあるので下調べをするか知っている人の案内があった方がいいかも。

時間をもてあましているならVRChatへおいで。
ちなみにこの写真に写っているのは私。

2020年2月7日

PC新調

PCを新調した。
自作って買うまでは楽しいけど配線作業はあんまり楽しくない気がする。
スペックは以下の通り。

CPU: Ryzen 3700X
MB: ASUS TUF B450-PRO GAMING
GPU: EVGA RTX2070s
メモリ: Crucial DDR4-3600 32GB
SSD: Sandisk Z400s 256GB
HDD: 日立1TB、WDBlue6TB
電源: Antec NeoECO Gold NE750G
ケース: Antec P101 Silent

総額で16万ちょっと本当は15万円台で収めるつもりだったけど、CPUが安いamazon.comだと保証がないのが気になったので。SSDとHDD1TBは流用。
メモリ32GBとか電源750Wとか多い気もしたけど大は小を兼ねるってことで選んだ。

性能にはとりあえず不満なし。今までがIvyだったので当然ではある。
この性能を今後何に活用するか思い浮かばない。

2017年6月10日

月配列2-263からちょっとだけ変えた

右小指がおつらいので月配列2-263をちょっとだけ変えた。
2-263だと「ち」とかがおつらい。











キーの右下が非シフトで左上がシフト。下線がある字は小書き仮名でSはシフト。

2-263から右小指の負担になっていた「ち」「れ」「ゆ」を移動した。
「ぁぃぅぇぉ」は一応キーを割り当ててはいるものの元の文字に濁点(「ぅ」の場合は「う」+濁点で「ヴ」、「ヴ」+濁点で「ぅ」)で出る方が基本。
あと個人的にあまり使わない読点と長音符を交換。
そのほかに「い」+半濁点で「ゐ」、「え」+半濁点で「ゑ」、「わ」+半濁点で「ゎ」も追加。
これがGoogle日本語入力以外で使えるかはよくわからない。

Google日本語入力用ローマ字テーブル設定

追記
「ゆ」と「ぅぇぉ」あたりの位置はまだ悩ましい。
        今のところシフト面の「;」も「z」も「ゆ」にしている(「ゆ」が二つあって「ぅ」は割り当てなし)。
あと長音符も私の場合ハイフンのキーも使っているので動かす必要があるのかも疑問。「ねー」とか打ちやすいけどねー。

2-263の設定はこっち
月配列2-263ローマ字テーブル設定
Google日本語入力で2-263にしたときの話
http://icesiruko.blogspot.com/2015/10/google.html

2017年3月6日

Vivaldiの翻訳はじめました

Vivaldiの翻訳者を募集していたのでやってみることにした。まあちょっとしたお手伝いくらいだけれど。
フォーラムに報告を書いて修正を待つよりも自分で直した方が早い。

ここ最近翻訳が進んでいるみたいなので、そのうち反映されるでしょう。
まだ過去のちょっと変な翻訳があったりとかするけれど、これもそのうち良くなるでしょう。

あとVivaldiの最新Snapshotで履歴機能がやたらと高機能になっていて、お役立ちかはさておきおもしろい。