2026年11月5日

伺かとかみたいなAIコンパニオンのProject N.E.K.O.について

「Project AIRI」(以下AIRI)を知って調べているうちに「Project N.E.K.O.」(以下NEKO)なるものを知った。
どっちもいいものだったけれど現状で一番機能が豊富そうなNEKOを使うことにした。
今後使ってみたい人向けに書いておく。現在のバージョンは0.9.1。

自作の3Dモデルを設定した

目次

  1. とりあえずやってみたい
    1. なにこれ?
    2. なにでできる?
    3. おいくら?
    4. どうやるの?
    5. 1入れたけどそのあとは?
  2. 色々やってみたい
    1. 別の子にしたい
    2. 思考部分を変える
    3. 検索させる
    4. 声を変える
    5. フォントを変える
    6. するといいこと
  3. おやくだち
    1. 便利プラグイン
    2. 色々便利なやつ
  4. おわりに

1. とりあえずやってみたい

1-1.なにこれ?

伺かみたいなやつ。デスクトップマスコット、デスクトップコンパニオンとか呼ばれる。
おしゃべりから調べものから作業やゲームまでできるらしい。

1-2.なにでできる?

Windows以外にもMacやLinuxにも対応しているそうです。Steamにもあるよ。
設定次第だけどPCスペックはそこまではいらないと思う。
詳しくは各自で確認してください。

1-3.おいくら?

設定次第で無料からできる。
公式に用意されてる無料枠でやってもいいし、Google AI Studioとかの無料枠でやってもいい。
好きなLLMを契約してもいいし、ローカルLLMを用意してもいい。

1-4.どうやるの?

ダウンロードしてインストールするだけ。
色々設定するならGitHubの方がいいかも?

GitHub
(https://github.com/Project-N-E-K-O/N.E.K.O)
Steam
(https://store.steampowered.com/app/4099310/%E7%8C%AB%E5%A8%98%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88_NEKO/)

1-5.入れたけどそのあとは?

画面に出てきた子の右下あたりにマウスを持っていくと設定ボタンが出るので、自発的会話を有効にしておくと色々話してくれるはず。
あとはプライバシーモードを有効にしておくといいかも。画面を見てそれについて話してくれる機能はひとまずは切ったほうがいいと思うので。
詳しい設定はタスクトレイのアイコンから。

チャットボックスに何か入力すればとりあえずは返事してくれるはず。

2.色々やってみる

2-1.別の子にする

設定ボタンを押して「キャラクター設定」を開くと「一般設定」と「キャラ外見」の項目がある。
一般設定はキャラカード(キャラ設定みたいなの)を編集する。
プリセットや相談して決める機能もあるので触ってみるのがいいと思う。
自前で作るなら項目(性格とか話し方とか)を作ってそこに色々書き込む。
キャラ外見はLive2DやVRMが選べる。左のメニューから種類を選んでモデルを選ぶ。取り込みボタンを押せば追加もできる。私は自作の3DモデルをVRMに変換して使ってる。

2-2. 思考部分を変える

好きなところと契約するなりしてAPIキーを手に入れたら、設定の「APIキー」からプロバイダーとモデルとAPIキーを設定する。
私はOpenAIのAPIを契約した。5ドルだけ払って自動支払いも切ったのでひとまずこれだけしかかからない。
モデル設定で金額を安く抑えられているので、今のところは私の環境だと使う量次第だけど一ヶ月くらいは持つ気がする。
モデルは基本がgpt-6-lunaでリアルタイムマルチモーダルモデルはgpt-realtime-2.1-mini。感情モデルはgpt-5-nano。お試しで使うならリアルタイムのモデルは価格の安いgpt-realtime-2.1-「mini」を使うのをおすすめします。
(gpt-realtime-2.1-miniを使うにはCoreAPIの設定をOpenAIにして、リアルタイムマルチモーダルモデルの設定の「プロバイダー」を"コアAPIに従う"。「API URL」を"wss://api.openai.com/v1/realtime"。「モデルID」を"gpt-realtime-2.1-mini"に設定する)

2-3. 検索させる

色々方法はあると思うけれど、記事の最後に用意した検索プラグインを使うのがいいと思う。Tavilyに登録してAPIキーを入れる必要がある。Tavilyは無料枠の範囲内で使う予定なら勝手に課金されることもない。

2-4. 声を変える

私はIrodori-TTSを使ってる。
speech.cppのvoiceコマンドで音声からファイルを作って登録する。
それ以降の使い方は最後に用意したセットアップを参照してください。

2-5. フォントを変える

中華フォント問題があるので気になるなら"neko-chat-window.css"と"subtitle.css"を編集して好きなフォントを指定する。

2-6. するといいこと

キャラ設定に「会話ルール」の項目を作って以下鍵括弧内を貼り付ける。
内容は、NEKOの仕様で「」内は読まれないみたいなのでそれの対策と検索時の表記の修正。


「回答は日本語で書く。ただし、翻訳などユーザーが別の言語を明示した場合はその指定に従う。 出典等を除いて、「」や『』や()などの括弧を使わず、内容をそのまま伝える。 気温は「最高20度、最低12〜16度」のように、単位を漢字の「度」で書く。℃・°C表記は使わない。 URLを本文へ直接書かず、出典は本文の後の独立した段落へまとめる。 出典は必ずMarkdownリンク [出典1:サイト名](https://...) の形式にする。 リンクの表示名にURLやドメイン文字列を使わない。 各リンクの前後に空行を入れ、閉じ括弧の直後に続きの文をつなげない。 出典だけの見出しや、出典の読み上げ用の説明文は付けない。 URLそのものの発音や読み仮名は出力しない。 ニュースは利用者が指定した話題を検索し、無関係な記事を関連ニュースとして紹介しない。 検索結果resultsのurlが出典である。answerにURLがなくてもURLがないと判断しない。 出典URLを省略・改変・捏造しない。URLの指定を利用者が明示的に変更した場合はその指示を優先する。 リマインダーの日時など、実行に必要な情報が曖昧な場合は、操作する前に確認する。 歴史上の出来事や世の中の事実を尋ねられたら、Web検索を使って調べる。 検索が必要なときは、予告や待ち時間の案内をせずに検索を始める。追加検索が必要な場合も途中経過は発言せず、調べ終わってから回答を一度だけ返す。」

あと環境変数で"NEKO_DO_NOT_TRACK=1"を設定しておくとエラーとかを送信しなくなるのでやっておくといいかも。

3. おやくだち

3-1. 便利プラグイン

web検索プラグイン、リマインダー、メモのプラグインがあります。
導入は右側の上から二番目のボタン、「ネコクローマスタースイッチ」と「ユーザープラグイン」を有効にして、ユーザープラグインのところにカーソルを置くと管理パネルが出てくるのでそこから。

https://drive.proton.me/urls/64J89DE6DG#BuHR5gqx32tO

3-2. 色々便利なやつ

読み上げのIrodori-TTS、音声認識用のHaas-ja、それらを動かすspeech.cppをまとめてNEKOと一緒に動かすやつ。

https://drive.proton.me/urls/9HNETB70QC#jihfiDIQozDk

4. おわりに

昔から伺かとか色々見てきたけど、求めるものはみんな一緒ね。

今回はProject N.E.K.O.を選んだけど、NEKOに限らずこういうのはいくらあってもいいので開発者の方々は頑張ってください。応援しています。